オレンジのBトレ103系を分散冷房の武蔵野線E29編成にメイクアップ!
オレンジのBトレ初期型103系を武蔵野線のE29編成風にメイクアップ!
非冷房の103系の冷房化が進んだのは昭和62(1987)年の民営化後。落成時から冷房搭載の103系は集中冷房が主流でしたが、一部の103系は冷房化の際、分散冷房が搭載されました。103系は編成内の車両の組み替えが頻繁に行われていたため、分散冷房と集中冷房の車両が混在。
そこで中間車は集中冷房だけど先頭車が分散冷房であった武蔵野線E29編成にメイクアップします!
当時の武蔵野線の編成表はこちらのサイト(「武蔵野線103系-103系のページ」)を参考ください。
実車の画像を参考にメイクアップします!
実車に近い行き先表示や運行表示を持つ前面パーツはBトレに付属していませんでしたので、前面については「タイプ」で妥協します。ドア窓にはドア注意シール、戸袋には黄緑の広告シール、優先席表示シールは丸が4つのタイプ、銀色の靴ズリ、などが特徴でしょうか。
【E29編成の実車画像】
- 「トタ29編成」
画像出所サイト(1,270×847ピクセル)
画像出所サイト(640×480ピクセル)
メイクアップするポイント
- インレタ転写(車体全般と窓周り)
- 妻面の塗装(貫通扉と窓枠)
- 靴ズリの塗装
- 冷却風グリルの装着(電動車のドア脇)
- 屋根周りの塗装
- パンタグラフの交換
1. インレタ転写
【使用可能なインレタ】
車体全般
- トレジャータウン TTL801-50:103系(武蔵野線)本体800円
JRロゴマーク
- ネットオークションで入手
乗務員室窓
- トレジャータウン TTL019A:乗務員室表記(横書き) 本体800円
ドア窓広告、優先席マーク
- トレジャータウン TTL856-01A ドア注意シール・優先席表示(首都圏) 本体1,000円
戸袋窓広告
- 銀河モデル N-781戸袋広告〔緑〕 本体800円
- くろま屋 3B 広告シール(黄緑) 本体500円
列車番号表示
【他に使えるインレタ】
所属標記
- くろま屋 61:通勤型電車用所属標記(白)本体700円
- くろま屋 143:通勤型電車用所属標記(国鉄)(白)本体700円
車体周り
- レボリューションファクトリー 4286 103系インレタ武蔵野線用 本体800円
【クモハ103-139(分散冷房車)】
実車画像「クモハ103-139」、「103系 Mc139」
【モハ102-301(分散冷房車)】
実車画像:「103系 M301」
【サハ103-302(集中冷房車)】
【モハ103-133(集中冷房車)】
【モハ102-246(集中冷房車)】
【クハ103-622(分散冷房車)】
武蔵野線に転属される直前のクハ103-622はオレンジ色の姿で常磐線を走ったこともあるようです。
(関連記事のサイト:「クハ103-622 | K@Fe~type103's Room~」)
2. 妻面の塗装(貫通扉と窓枠)
塗装ありとなしではイメージがこんなに違う!
連結すると雰囲気アップ!
3. 靴ズリの塗装
この編成は民営後に靴ズリがステンレスに交換されました。そこでそれを再現するために、マスキングしてからエナメルのクロームシルバーで塗装しています。エナメル塗料ははみ出ても乾燥後に溶液で拭き取れますのでお勧めです。
使用塗料
- タミヤカラー エナメル塗料 クロームシルバー(X-11)
まず靴ズリ部分の周りをマスキング。
クロームシルバーで筆塗り塗装。
乾いたらマスキングテープを剥がして完成!
4. 冷却風グリルの取り付け
電動車(モハ102とモハ103)には冷却風グリルを装着すると実車に近づきます。冷却風グリルの取り付けはこちらのサイト(「103系を作る。~24~KATO モハ102にルーバーを増設する~ : エンゼル・エクスプレス」)が参考になります。いずれのメーカーから発売されているグリル用パーツは色がついていないので塗装が必要です。
冷却風グリルのパーツ
- タヴァサ PX444B 103系側面グリル 本体150円
- バルディローズ 218 側面ルーバー(近郊型) 本体400円
5.屋根の塗装
【参考資料】
【編成表】
【所属変遷】
- 「国鉄103系電車 徹底ガイド | レイルラボ(RailLab)
【実車画像】
【鉄道模型製作用参考写真集】
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