東急8000系(更新車)クハ8000(1号車)をメイクアップ!
以前ネットオークションで入手した8000系更新車。車輪にフリンジなしの二軸台車が装着されていたところを見ると、おそらく2003年に発売されたBトレ黎明期の商品と思われる。つまりこのBトレは製造されてから15年以上が経過した貴重な骨董品なのである。
同じ車両であっても、Bトレは再販されるたびに何らかの進化を遂げてきた。例えばこの8000系更新車は2006年の再販時には台車がリアル構造化したHGフレームになっていた。だが新商品発売が止まってしまった今となってはこれ以上の進化は望めない。発売元が進化させないなら、もはや自社努力で進化させるしかない。そこで、製造後15年以上が経過したこの骨董品をメイクアップすることでリアル化し、新たな進化を遂げることとした。まさに8000系更新車の更新車である!
メイクアップするポイント
前面
- 車番のインレタ化
ボディ側面(インレタ化)
- 車番
- 社章(コーボレートマーク)
- ドアコック
乗降ドア・窓(インレタ転写)
- 乗務員室表示
- ドア注意シール
- 優先席シール
- 携帯電話使用禁止シール
妻面ボディ(インレタ転写)
- 銘板
- 検査標記
屋根
- クーラーキセの塗装
実車画像(1,024×683ピクセル)
車番、社章、製造銘板、検査証などのボディの主要部分はトレジャータウンの「TTL803-05:東急8000系標記No1」を使います。8000系用インレタとしてトレジャータウンからはTTL803-05とTTL803-06の2種類が発売されていますが、収録されている車番が異なるだけで基本内容はほぼ同じです。TTL803-05に収録されている東横線8両編成用の車番は8007F、8009F、8017F、8019F、8021F、8025F、またTTL-803-06には8027F、8029F、8031F、8037F、8039F、8043Fです。どちらも値段はいっしょ(税抜価格1,600円)ですので、お好きな方を選べば良いかと思います。
歌舞伎色の更新車は8011F〜8031Fの11編成のみです(「東急8000系の写真一覧」)。本当は8017Fか8019Fにしたかったのですが、転写に失敗し、ここでは8025Fを選ばざるを得なくなってしまいました‥。
クーラーキセはパールホワイトでスプレー塗装し、上部のエアダクトは黒で筆塗り。
側面のダクトは黒く塗ったクリア(透明)デカールを5mm×1mmの長方形に切って貼りました。なおデカールの貼り付きが弱く剥がれてしまったので、紙用のノリで貼り付けることになってしまいました。
キセに色を付けるとよい雰囲気が出ますね。
妻面の製造銘板もそれっぽくていい感じです。
ドア注意のインレタには本来「TTL856-06B:ドア注意・優先席(東急線・イラスト小)」を使った方がよかったのですが、誤って「TTL856-06A:ドア注意・優先席表示(東急線2011)」を購入してしまいました。
赤い三角形のドアコックもTTL086-06Bに(TTL086-06Aにも)収録されています。ただトレジャータウンの赤いドアコックは形が不明瞭なため、銀河モデルのものを使っています。
それっぽくなりました!
【使用インレタ】
トレジャータウン
- TTL803-05:東急8000系標記No1(税抜1,600円)
- TTL856-06A:ドア注意・優先席表示(東急線2011)(税抜1,000円)
- TTL019A:乗務員室表記(横書き)(税抜800円)
代わりに使えるインレタ
- TTL803-06:東急8000系標記No2(税抜1,600円)
- TTL856-06B:ドア注意・優先席(東急線・イラスト小)(税抜1,000円)
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