オレンジ色の103系ATC対応車(武蔵野線)

今回はオレンジ色の高運転台の103系を民営化後のJR仕立てにしました。オレンジ色と言えば中央線を思い出しますが、103系電車が中央線から撤退したのは民営化以前の昭和58(1983)年3月。一方でオレンジ色の103系は、昭和55(1980)年から平成17(2005)年12月までの間、武蔵野線で運用されていました。このため、関東でJRのロゴをつけて運行されたオレンジ色の103系は、主に武蔵野線となります。
ネットで探してみたところ、オレンジ色の高運転台103系用の車番を収録しているインレタはトレジャータウンから発売されているようです。そこで今回はトレジャータウンのインレタ(商品番号801-50:103系標記(武蔵野))をメインに使うことにしました。このインレタには、車番、保安装置標記、ドアコック、エンド標記、妻面用の形式標記や検査証など一通り必要なものが揃っています。さらに低運転台(クハ0番台、クハ500番台、クモハ)や高運転台の非ATC対応車(クハ103-815、クハ103-822)の車番も収録されていますので他にもいろいろと使い道がありそうです。


このインレタに収録されている車番のうち、クハ103-761クハ103-748がATC化対応された高運転台のものとなります。そこで今回はクハ103-761を使うことにします。クハ103-761は平成元(1989)年2月に蒲田電車区から転籍してきて、平成17(2005)年8月に廃車になるまで武蔵野線で活躍した車両のようです。

次に優先席の表示です。これまでに製作してきた103系には「シルバーシート」のインレタを転写してきましたが、今回は「優先席」を再現しようと思います。
「優先席」という呼び名は平成9(1997)年5月から始まっています。一方で武蔵野線103系の所属電車区は、西トタ(1980〜1987年)、東トタ(1987〜1998年)、八トタ(1998〜2004)、千ケヨ(2004〜2005年)と変遷しています。そこで「優先席」表示が採用されていた時期に合わせて所属標記は「八トタ」を使うことにします。

また、この頃の実車画像を見てみると、ドア近辺には黄緑の戸袋窓広告のほか、ドア注意の表示がドア窓に貼ってあります。そこでJR用のドア注意と優先席シールが収録されているトレジャータウンの「TTL856-01A:ドア注意・優先席表示(首都圏A)インレタ」を使うことにしました。

【TTL856-01A:ドア注意・優先席表示(首都圏A)インレタ】

さらに戸袋窓広告はくろま屋から発売されている「裏から貼る」タイプのインレタ(商品番号3B:広告シール(黄緑))を使ってみました。裏から貼ることで若干の奥行きが再現できます。
出来上がったのがこれです!
パーツの噛み合いの悪さはBトレらしいところ。

トレジャータウン

くろま屋

  • 3B:広告シール(黄緑) 本体500円

メーカー不明

  • JRロゴ 落札価格900円

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