中央線101系をメイクアップ!
新性能電車として101系が登場したのは昭和32(1957)年。最初に導入されたのが中央線です。101系は高度経済成長時代の中央線の通勤を支える足として昭和60(1985)年までの28年間活躍しました。昭和44(1969)年には後継車の103系が中央線に導入されましたが、101系よりも2年早い昭和58(1983)年には中央線から撤退しています。その意味では101系は昭和を代表する中央線の主力車両でした。
路線図(元画像(2,914 × 728 ピクセル))
そんな中央線101系のBトレをメイクアップします!
Bトレからオレンジ色の101系はこれまでに三度発売されています。
- 2004年発売-パート8
- 2010年発売-セット商品(2両セット)(新金型)
- 2017年発売-セット商品(2両セット)(新金型)
【2004年発売-パート8】
- 2004年8月28日発売、ブラインド販売、定価420円
- 先頭車は単灯
- 先頭車・中間車ともにパンタあり・パンタなしの2種の屋根パーツが付属
- HGシャーシ
- パート8に含まれていた101系はカナリアイエロー、オレンジ、ウグイス(関西線)
【2010年発売-セット商品(2両セット)】
- 商品名:101系800番台・オレンジ
- 2010年2月4日発売、2両セット、定価1,260円。
- 金型リニューアル。側面客ドアのガラスHゴムが、ガラスパーツ側に表現されるようになった。
- 「定番セット」パッケージではないが、裏面に「定番セット」のような簡単な組み立て方の解説がある(掲載されている写真はE231系山手線)。
- 先頭車・中間車とも、パンタ付通常屋根・800番台(低屋根)・電装準備車・パンタなしの4種の屋根パーツが付属。
- 前面パーツは栓受けあり・なしの2種。ヘッドライトは原形タイプのみ。
- HGシャーシ
- オレンジともにカナリアの101系も同時発売。
【2017年発売-セット商品(2両セット)】
- 商品名:Bトレインショーティー 101系(オレンジ)
- 2017年4月6日発売、2両セット、定価2,592円。
- 都市通勤電車シリーズとして発売
- 前面パーツは「栓受けあり/なし」の2種付属。
- 屋根パーツは先頭車・中間車とも「パンタあり/なし/電装準備車(パンタ台のみ)」の各3種付属。
- 2010年製品(オレンジ)に付属していた800番台用低屋根パーツは付属しない。
- 配管あり妻面×1、配管なし妻面×3付属。1セットで「クモハ+モハ」の厳密な再現はできない。
- 台車レリーフは「付随車(クハ・サハ)用「DT21T・TR64」、電動車(モハ・クモハ)用「DT21」が各1両分付属する。これらは外見上ほぼ違いはない。
- NewSGシャーシ。
元画像出所サイトはこちら
101系のインレタはレボリューションファクトリーやくろま屋から発売されています。くろま屋は車番とその他の標記が別々に収録されているため、今回は車番、所属標記、エンド標記、妻面標記など必要なインレタが一通り収録されているレボリューションファクトリーのもの(商品番号4373:101系中央線インレタ)を使いました。
レボリューションファクトリーのインレタには「基本編成(7両編成)+ 付属編成(3両編成)」の分割編成1編成分が収録されています。手元にある101系は先頭車4両と中間車4両なので、3両は付属編成用にとっておき、残りの5両で基本編成を作ってみることにしました。
レボリューションファクトリーのインレタ収録内容
所属標記
- 西トタ(定員136名×、定員144名×)
保安装置(ATS)標記
- B/S:16個(8両分)
その他
- ドアコック:35個(17.5両分)
- エンド標記:①、②がそれぞれ13個
- 妻面標記(形式と検査証):15個
8両持っていた101系のうち4両は組み立て未済のもの。2004年発売のパート8のものです。当時の販売価格は420円。ネットオークションで手に入れた価格は500円。販売されていた頃にこのB トレに知り合えていれば幸せでしたね…。
【先頭車】
【中間車】
レボリューションファクトリーのもの以外は103系などで使ったものと同じインレタを同じ箇所に使います。
【使用インレタ】
レボリューションファクトリー
- 商品番号4373:101系中央線インレタ 本体800円
トレジャータウン
- TTL806-41:「シルバーシート」標記(国鉄)本体1,000円
- TTL019A:乗務員室表記(横書き) 本体800円
銀河モデル
- N-781戸袋広告〔緑〕 本体800円
こうして完成したのが、クモハ101形、モハ100形、サハ101形、モハ101形、クモハ100形の5両編成。ちなみに中間付随車のサハ100形は電装準備車のため、パンタグラフ設置スペースが確保された電装準備車用の屋根が必要なのですが、手元のBトレはパート8の商品のようで、屋根はパンタありとなしの2種類のみ。電装準備車用の屋根を装着した車両がありませんでした。このためこのインレタにはサハ100形用の車番が2両分収録されていたものの、中間付随車にはサハ101形用の車番を採用せざるを得ませんでした。
なお、電装準備車用の屋根は2010年発売の「101系800番台・オレンジ」や2017年発売の「通勤電車シリーズ 101系(オレンジ)」に付属していたようです。
【妻面のメイクアップ】
ネットにあった実車の参考画像を元にメイクアップ。実車の貫通扉は淡緑1号、貫通扉の窓枠は金属押さえなのでシルバーの様子。貫通扉の戸袋の窓は灰色か黒のHゴムで、その反対側の二段式の窓はシルバー。
参考画像(元画像(1,600×939ピクセル))
【クモハ101形】
- パンタグラフなしの電動制御車
【モハ100形】
- パンタグラフ付きの中間電動車
【サハ101形】
- 中間付随車
【モハ101形】
- パンタグラフなしの中間電動車
【クモハ100形】
- パンタグラフ付きの電動制御車
KATOの対向式ホームと並べて見ました。ちゃんとしたデジカメを持っていないため、iPadでの撮影ですが、それっぽく撮れました(笑)。
iPad標準搭載の写真編集機能で色合いをいじってみました。少しばかり昭和感が出ましたでしょうかね
次回は残りの3両を使って付属編成を完成させたいと思います。
【ほかにも使えそうなインレタ】
くろま屋
- 商品番号168:101系冷改車(白)本体700円
- 商品番号266:101系800番台車番(西ムコ)(白)本体700円
- 商品番号61:通勤型電車用所属標記(白)本体700円
- 商品番号142:通勤型電車用所属標記(国鉄)(白)本体700円
レボリューションファクトリー
- 商品番号5330:所属インレタ 西トタ(白)本体800円
0コメント